取扱説明書
取扱説明書
【取扱説明書】 🔷お買い上げの包丁を安全にご使用していただくために🔷
🚫 禁止事項
・危険な使い方はしないでください。
・小さなお子様だけでのご使用はやめてください。
・無理にコジるような切り方はやめてください。
※刃欠け,刃曲,折れの原因になります。
・まな板を使用し、金属や石などの硬いものの上で使用しないでください。
※刃欠けの原因になります。また、刃先がつぶれ切味が悪くなります。
・包丁を火であぶったりし、高熱を与えないでください。
※鋼材によって違いますが、200℃以上程度の熱を与えると、刃として
必要な硬さがなくなり使えなくなります。焼きが戻るといいます。
また刃欠け,刃曲,折れの原因になります。
・オーブンや電子レンジに入れないでください。
・ヒビが入ったり、破損、変形がみられる場合、直ちに使用をやめてください。
※長年使用していると時効割れが起こることがあります。
使用する前にヒビ等がないか確認を必ずしてください。
⚠ 注意事項
・食器用洗剤等でよく洗ってからご使用ください。
・事故やケガのないよう取扱い,保管には十分ご注意ください。
・冷凍の食品を切る際は、よく解凍してから切るようにしてください。
※刃欠け,刃曲,刃折れの原因になります。
・冷凍食品,骨,カボチャなどの硬いものには、専用の包丁(冷凍包丁,出刃,チョッパーなど)をご使用ください。
・ご使用後は汚れをよく洗い流し、水分を十分に拭き取って保管してください。
※汚れや水分の拭き残しはサビの原因になります。
・洗浄の際、中性洗剤を使い柔らかいスポンジで洗ってください。
※クレンザーや硬いスポンジでこすると傷がつきます。
・食洗機の洗浄は、なるべく避けてください。
・良い切れ味を保つために、月に1~2回は研ぐことをおすすめします。
■食洗機での洗浄は、なるべく避けてください■
包丁の食洗機での洗浄は便利で衛生的にみえますが、劣化を早めることになりますのであまりお勧めできません。
◆柄(ハンドル)について
①木柄の場合
・柄がお湯や乾燥の熱で伸縮したり、木柄独特のつやを奪ってしまい、劣化を早めます。
・乾燥して柄が縮んでしまうとハンドルの金属部分が露出し、使用時に手を切る恐れがあります。
②プラスチック柄の場合
・ヒートサイクル(常温→高温→常温)を繰り返すとプラスチックは劣化します。
劣化しますと弾力等の物性が低下しヒビ割れなどがおきます。
食洗機での洗浄は、プレスティックの劣化を早めます。
③メタルハンドルの場合
・柄に大きな問題はありません。
◆刃(ブレイド)について
①Ps60鋼・KB440鋼・MV鋼などのステンレス刃物鋼の場合
・ステンレス刃物鋼製の包丁でも食洗機での洗浄は、あまりお勧めしません。
包丁の表面を覆い保護している酸化クローム膜をはがしてしまうため、サビがでる原因にもなります。
詳細は、ステンレス刃物鋼についてを参照してください。
※写真の黒茶っぽい点は、食洗機によってできたサビ(赤さび)です。
②特殊合金鋼・Ss61鋼・日本鋼などの鋼製の場合
・すぐに錆びが発生しますので、食洗機での洗浄はしないでください。
◆特殊合金鋼・Ss61鋼・日本鋼の商品は錆びます◆
・鋼製の包丁は、時間が経つにつれ表面が均一に黒っぽく(グレー色)なります。
これは黒さび(酸化被膜)で包丁表面を保護し、赤さびができるのを防いでくれているいい状態です。
・逆に”サビ”と聞いて、一般的に悪いイメージがあるのは、”赤さび”です。
表面にブツブツとできた赤錆びは奥へと浸透していきますので、発生したらすぐに除去する必要があります。
詳しくは、サビについてを参照してください。